腐男子ゲイの腐った日常

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「シン・ゴジラ」が怪獣嫌いの腐男子ゲイでも楽しめた件

暑中お見舞い申し上げます。
アイドルマスターSideMのFRAMEやTHE虎牙道の担当Pが水着イベントで阿鼻叫喚している今日このごろ、みなさんお元気でしょうか。FRAME担当のわたしは、なんとか生きてます(;´Д`)

今回は、そのFRAMEの3人もきっと大活躍したであろうシン・ゴジラの話題です。オタク界隈で話題もちきりのこの映画、もちろんわたしも見ました。ええもう、すでに2回見ました。

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自分は子供の頃からずっと、怪獣映画には心を動かされなかったんです。というかむしろ嫌いでした。ゲイの子供時代にありがちだと思いますが、趣味趣向が男子的じゃないんです。特に「ゴジラ対なんとか」みたいな作品はまったく見る気がなく、今回も見るつもりはなかったんですが、野村萬斎さんがゴジラモーションアクターを務めたという情報を耳にして、心が変わりました。萬斎さんが羽生結弦選手と対談した番組で、ひとつひとつの所作に意味を見出すことの大切さを説いていて、とても心に響いたので、そういう仕事をしてきた人がゴジラ役としてどのような動きを見せるのか、興味がわいたんです。

あとはやっぱり竹野内豊長谷川博己のスーツ姿がめっちゃカッコよくて、男好き的にも見たいなって思うようになりました。そしてネタバレ回避しつつ情報を集めたら、大絶賛されてるじゃないですか。まるでヱヴァ新劇場版:破のときみたいに「とにかく見に行け」「情報はシャットアウトしてさっさと見に行け」の嵐です。これはただごとではないと思いまして、7月31日に見に行きました。

詳しい内容はネタバレになるので避けますが、いろいろな意味で胸が熱くなる映画でした。あと、タイアップなし、主題歌なし、恋愛要素なし、トラブルメーカー的なキャラなし、超兵器なしということで、余計な要素が一切ない気持ちよさもおすすめの点です。

それから、私をふくめ、たぶん多くのエヴァファン、庵野秀明ファンが思ったことでしょうけど「庵野さん、ゴジラなんかやってないでエヴァ完結編作ってください」が「シン・ゴジラ作ってくれて本当にありがとうございました(手のひらクルッ)」になりました。本当に申し訳ありませんでした。

・・・などというきれいな感想はここまで。
みなさん、いいですか?(誰に向かって言ってるんだ)
この映画は、そもそも画面の中が男だらけになるのが基本で、自衛隊萌え警官萌え消防萌え+制服組(政治家と官僚)萌え映画でもあるんです。特に内閣府。なにあのツンデレカップル。もちろん赤坂×矢口のことだけど、いままで(ワタシ的に)受受しい役者だと思ってた竹野内豊(赤坂秀樹役)が攻め。しかもSっけの強いメガネ攻め。そして長谷川博己(矢口蘭堂役)さんが強気受け。どちらもスーツ似合いすぎで、もうわたし、西田ヒガシ先生とか芳崎せいむ先生の世界にしか見えませんでした。*1ふたりとも、政界に入る前からの先輩後輩関係っぽくて付き合い長そうだし、あんなことやこんなことがあったんじゃないかって妄想がひろがりんぐです。

そしてさらに、リアルに元体育会系役者の松尾諭(泉修一役)が絡むのですが、この泉さんの蘭堂ラブ具合がまたすごかった。キレる蘭堂を、まあまあ水でも飲んで落ち着けよ、ってなだめる泉さん素敵すぎ。その水を回し飲みするの、もっとステキ!間接キッス!!そして最後の決戦に送り出すときのあれは、プロポーズですよね?!!!!(錯乱)この2人のやりとりを見ているだけで、おなかいっぱいになれますし。あとはもちろん、ゴジラという未曾有の脅威を前に、精一杯を尽くす人々がしっかり描かれていたのが感動しました。それと萬斎さんごめんなさい。ゴジラすごいゴジラすぎて、もう萬斎さんとかどうでもよくなっちゃうくらいゴジラだった(深刻な語彙力不足のまま終わる)。

*1:掛け算の左右については、あくまでも個人の見解なのでご容赦いただきたく。